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贈与額が110万円を超えて贈与税が課税されても、贈与税割合(実効税率)と相続税割合(同)との比較を厳密に行えば、相続でもらうよりはるかに有利な贈与額が見えてきます。ただし、昨今では、その節税策も封じることを国は検討し始めてるので、のんびりはできません。
【遺産額に対する合計相続税割合表】
夫財産+妻財産 =合計 (A) |
1次 相続税 |
2次 相続税 |
1次+2次 合計相続税 (B) |
合計 相続税割合 (B/A) |
---|---|---|---|---|
1億+0.5億 =1.5億円 |
315万円 | 770万円 | 1,085万円 | 7.2% |
2億+0.5億 =2.5億円 |
1,350万円 | 1,840万円 | 3,190万円 | 12.7% |
3億+0.5億 =3.5億円 |
2,860万円 | 3,340万円 | 6,200万円 | 17.7% |
4億+0.5億 =4.5億円 |
4,610万円 | 4,920万円 | 9,530万円 | 21.1% |
5億+0.5億 =5.5億円 |
6,555万円 | 6,920万円 | 13,475万円 | 24.5% |
10億+0.5億 =10.5億円 |
17,810万円 | 17,460万円 | 35,270万円 | 33.5% |
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『合計相続税割合』を下回る『贈与税割合』までの贈与であれば、概ね相続税納税より贈与税納税が得。 今後の贈与は1次・2次の合計相続税割合を試算した上で大胆な贈与も検討を |
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【贈与額に対する贈与税割合表】
★例えば★
3億円の財産所有者であれば、
相続前に1人あたり年600万円程度の贈与をした方が有利に。
但、
財産ボリュームの変動等を考えて、
1人あたり年400万円以下に留めた方が無難
※( )は18才以上(~R4.3末まで分は20才以上)の直系卑属に対する贈与の税額及び税割合
贈与額 (A) |
贈与税額 (B) |
贈与税割合 (B/A) |
---|---|---|
150万円 | 4 万円 | 2.6% (2.6%) |
200万円 | 9 万円 | 4.5% (4.5%) |
300万円 | 19 万円 | 6.3% (6.3%) |
400万円 | 33.5万円 | 8.3% (8.3%) |
500万円 | 53 万円 ( 48.5万円) |
10.6% (9.7%) |
600万円 | 82 万円 ( 68 万円) |
13.6% (11.3%) |
700万円 | 112 万円 ( 88 万円) |
16.0% (12.5%) |
800万円 | 151 万円 (117 万円) |
18.8% (14.6%) |
900万円 | 191 万円 (147 万円) |
21.2% (16.3%) |
1000万円 | 231 万円 (177 万円) |
23.1% (17.7%) |
~贈与の最適化プランの作成・サポート 目次~