市街化調整区域から市街化区域に変更予定の土地を生前贈与して相続税が節税できたケース
将来線引き変更の予定の土地を生前贈与して相続税が節税できたケース
ご相談者様の状況
枚方市内にお住いの、女性の相続税生前相談事例です。
財産は、枚方市内の土地と建物と金融資産の合計4億3260万円(相続開始時)
相続人は、娘2人。基礎控除額は4200万円。
相続税の事を心配して、相談にこられた。
相続ステーションの提案内容
土地を精査した結果、近い将来都市計画の線引き変更により市街化調整区域の土地が市街化区域に編入されることが分かったため、生前に土地を「相続時精算課税制度」で贈与した。
贈与後その土地の価額は3倍(2500万円→7500万円)になっており、対策を講じていなければ、課税価格は4億8,260万円となっていた。
対策を講じていない場合の税額は、1億4427万円となっており、2207万円の相続税が節税できたことになる。
(対策前の税率ステージ45%⇒対策後の税率ステージは40%)
≪関連ページ≫
★相続税の節税の為の遺産分割「道路予定地」「区画整理予定地」
★市街化調整区域から市街化区域へ変わる土地の遺産分割サポート・相続税の節税サポート
★相続時精算課税制度の贈与を活用した相続税節税の実施(賃貸建物・値上り土地・自社株など)改正で年110万円以下贈与も有効
解決後の相談者の状況
何をどう対策をとればよいのか全く分からない中、不動産の診断をしてもらい専門家の適正な助言により対策を講じれば大きく相続税が節税できたことに驚かれていました。
保有不動産が多いケースの他の記事
持っている不動産が複雑なケースの他の記事
解決事例の他の記事
- 相続人で疎遠な人や遺産分割の相続人が遠方に居住や疎遠の場合の対応
- 二次相続(2次相続)対策を組み込んだ遺産分割の提案
- 死亡退職金で相続税非課税枠活用と自社株評価を下げる
- 相続人同士の仲が良くないケース②
- 名義預金が多い相続税申告で税務調査が回避できた事例
- 相続人に子供がいないケースでの解決事例
- 土地評価を適正に下げて、まとまりにくかった遺産分割が成立した上、相続税も節税できた解決事例
- 相続人の仲が良くない時の遺産分割と相続税申告の解決事例
- 相続放棄の手続きをせず、「相続放棄」発言や過去の念書で安心していたケース
- 相続人の中に住宅ローン、年金暮らし、離婚などでお金が要りそうな人がいる場合の遺言書での解決事例
- 税務署からお尋ね書が届いたケースでの解決事例
- 養子縁組の活用で相続税の節税と注意点や制限について。解決事例も
- 配偶者の保有財産が多かった為トータルの相続税を考えて遺産分割をしたケースでの解決事例
- 適正な土地評価によりスムーズに遺産分割ができたケース
- 専門家に相談して作った公正証書遺言でも相続改正決定以前に作っていたケース
- 上場株式・投資信託の遺産分割方法の提案