税務署による銀行残高照会について
相続税申告の内容について、税務署はあの手この手で、モレが無いか?不可思議な点が無いか?まず情報収集します。
その上で、「おやっ?」と思う点があれば更に深堀りしてきます。
その収集方法の一つが、最寄りや取引してそうな金融機関の本店
に対する『預貯金等照合書』です。
内容を大ざっぱに言うと、
- ①被相続人とその
配偶者
・子
・孫
を対象に - ②被相続人死亡日の
3年前
、死亡日、相続申告期限 の各日の - ③
預金
・国債・投資信託・金・保険
の残高 - ④
口座開設日
、名義人の生年月日
・届出住所
- ⑤貸金庫の有無と開庫代理人の氏名
- などです。
特に、色文字部分
は目を光らせるポイントです。
“おやっ?”と思えば過去5~10年に遡って本格調査です。
最近の税務署はFBI並みです。
次善の策をとっておきたい方は早めにご相談ください。
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